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認知症について🔖 .·

2021年8月21日

こんにちは。福岡市南区 長丘 まんだい千恵歯科 歯科衛生士の吉瀬です。

最近は夏の暑さの中、たまに少し涼しい日がありますね🍃

私は最近エアコンで自分のちょうど良い温度にできず

家では寒くて毛布にくるまってます🥶😰💦

温度差があるのでみなさんも風邪とコロナには気をつけてください⚠️🚨

今日は「認知症」についてお話したいと思います!

認知症は後天的な理由で起こる脳の機能障害です。

生まれ持った脳の発育障害などとは異なり、脳の神経細胞が死ぬことで、それまで正常に保たれていた、認知機能が不可逆的(元に戻ることがない)に低下し生活がしづらくなる状態をいいます。

認知症にはいくつかタイプがあり、

☑️アルツハイマー型認知症

(主な症状):物忘れ

☑️血管性認知症

(主な症状):障害を受けた部位によって症状は様々

☑️レビー小体型認知症

(主な症状):幻視、パーキンソン症状、睡眠時の異常行動

☑️前頭側頭型認知症

(主な症状):人格の変化、無関心、無気力、感情の抑制が効かない

などがあります。

認知症になると、脳の機能が低下することで起こる「中核症状」と、本人の性格や周囲との関係、環境などの要因が加わって起こる「行動・心理症状(BPSD)という2つの症状が現れます。

認知症であれば誰でも現れる中核症状に対してBPSDは個人差が大きく、興奮や徘徊、焦燥などについては引き起こされる背景に本人なりの理由があることが分かっています。

「中核症状」:記憶障害、見当識障害、失語、失行、失認、遂行機能障害

「行動・心理症状」:焦燥、幻覚、妄想、徘徊、興奮、睡眠障害、抑うつ、意欲低下

~加齢による物忘れとの違い~

☑️加齢による物忘れ

・物忘れの自覚がある

・出来事や体験したことの一部分が思い出せない

・探し物はきっかけがあれば思い出せる

・日常や社会生活に大きな支障はない

☑️認知症による記憶障害

・物忘れの自覚がない

・出来事や体験したこと自体を忘れる

・きっかけがあっても思い出せない

・日常や社会生活に支障がある

~認知症は予防できるの?~

認知症を予防するには、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)の改善が大切です。

特に糖尿病の有無は認知症との関連が大!!!

糖尿病の人は血管性認知症に約2.5、アルツハイマー型認知症に1.5なりやすくなります。

このほか、バランスのとれた食事、適度な運動習慣、禁煙なども有効です。

~口腔ケアと認知症~

高齢になると早口の機能が低下し、それがさまざまな病気を引き起こす要因になります。

認知症もその一つ、噛むことが脳の活性化につながることは知られていますが、歯の喪失はアルツハイマー型認知症のリスクを高めることも明らかになっています。

歯を失う主な原因は、歯周病とう蝕です。中でも歯周病は糖尿病と密接な相互関係にあることに注目です。歯周病の人は糖尿病が重症化しやすく、逆に糖尿病の人は歯周病が重症化しやすくなります。認知症と糖尿病も同じような関係性にあることを考えると、歯周病で糖尿病が悪化することによって、認知症も増悪するという悪循環に陥る可能性があるのです。

認知症においても歯周病予防や歯の喪失はとても重要なのです!⚠️🚨

人との交流や楽しみを待つことも認知症予防になるので、趣味を見つけたり、ゲームなどをするのもいいかもしれませんね✨✨

是非参考にされてください🕊🌿

当院では引き続き、コロナウイルス感染対策に伴い患者様に来院時の検温や手の消毒、うがい薬を使用した漱などのご協力を頂いております。院内感染対策に今まで以上に努めておりますのでご不便をおかけしますが、引き続きご協力よろしくお願いします

 

 

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歯周病専門医 まんだい千恵歯科

092-408-1947