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歯磨き粉の選び方②

2021年7月5日

こんにちは、福岡市南区長丘 まんだい千恵歯科 歯科衛生士の木下です。

前回に続き歯磨き粉の選び方についてです🪥✨

歯磨き粉を選ぶ時は大きく分けて3つに分けて考えると選びやすいです。

①虫歯予防

②歯周病予防

③ホワイトニング対策

ご自身がどれを1番重要にするかが歯磨き選びのポイントとなります。

①虫歯予防

虫歯になりやすい、虫歯を予防したい、歯の根元が出ている(歯の根元は虫歯リスク↑)…など。

小児〜学齢期のお子様は特に虫歯予防が重要ですので「虫歯予防」「フッ素配合」と書かれたものを選びましょう。歯磨き粉を選ぶ際に1番重要なのがフッ素濃度です。(ppmfと記入しています)

【学齢期年齢別のフッ素濃度の目安】

6歳未満(うがいができない場合)…500ppmf

6歳未満(うがいができる場合)…1000ppmf

6歳〜15…1000ppmf

最近ではフッ素濃度がなるべく高いものを使用する事がオススメされており、上記年齢以外の方は、日本で販売されているフッ素配合歯磨剤でしたら1450ppmfのもの。フッ素濃度の高いのものを選ぶと良いでしょう!

当院ではチェックアップシリーズをお子様にオススメしております。

大人の方でしたら再石灰化・フッ素配合の3Mのクリンプロが虫歯予防には効果的だと思います。

②歯周病予防

歯茎が下がっている・腫れ・出血がある、歯周病と診断された。18歳以上の方。

歯周病は細菌感染症です。年齢と共にリスクが高い為ほとんどの方が、歯周病予防に特化した歯磨き粉の使用のオススメ対象です。

抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用などの効果がある薬効成分が入っているものを使用する事がおすすめです。最近では歯周病菌に特化した歯磨き粉もあります。

P.g.(歯周病菌の中でも病原性が高い菌)に効果のあるとされている、クルクミンという成分を歯磨剤に配合した歯周病患者さんにはオススメのPG STOPという歯磨剤を当院では現在お取り扱いしていますので、ぜひチェックしてみて下さい♪(現在在庫が少なくなってきておりますので受付にてお問い合わせ頂けると幸いです)

また歯茎が下がった事により歯の根元がしみる場合は知覚過敏用の歯磨剤の使用がオススメです。

③ホワイトニング効果

歯の色が気になる、タバコやコーヒーなどで歯に着色しやすい、歯を白く保ちたいなどの方。

あくまでも歯磨き粉でできるのは着色を沈着させないようにする為のものなので、ホワイトニングの様な白さになる事はまず難しいと思います。

ですが、色を着きにくくしたり着色除去効果のあるものを使用する事により白さを保つ事は可能ですのでホワイトニングをされている方にオススメです。

市販の歯磨き粉では主に研磨剤といって歯の表面を削って磨いているものが主流ですが、歯に傷がついてしまうと、傷でできた僅かな溝に着色が着いてしまう更に除去しにくくなりますのでなるべく低研磨のものや、着色を浮かせて落とす効果のあるものを選ぶと良いです。

当院取扱い中のルシェロホワイトはホワイトニングをされている患者様や着色しやすい患者様にも好評です!

ですが、

「歯周病もケアしたいし、知覚過敏や虫歯も気になると言う方大丈夫です!()

どれか1つを選べない!歯周病も虫歯もケアしたい!と言う方。

知覚過敏症状と虫歯予防、歯周病予防の効果があるものも、最近ではあります。ただ、市販のものでは配合されているものの、成分効果が十分に得られないものもあるのでご注意ください。院内でしたらトータルケアとしてシステマセンシティブをオススメしております。

またお口の中の状態などによってもオススメの歯磨き粉は変わってきますので、「自分に合った歯磨き粉が知りたい!」などありましたらいつでもお気軽にご相談下さい♪

当院では引き続き、コロナウイルス感染対策に伴い患者様に来院時の検温や手の消毒、うがい薬を使用した漱などのご協力を頂いております。院内感染対策に今まで以上に努めておりますのでご不便をおかけしますが、引き続きご協力よろしくお願いします

815−0075  福岡市南区長丘5−25−19

歯周病専門医 まんだい千恵歯科

092-408-1947