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リグロスで再生療法!!

2018年10月31日

こんにちは、福岡市南区長丘 まんだい千恵歯科 院長の萬代です!!

寒さがだんだんと厳しくなって参りました…🍃

 

さて、最近歯周病の治療にリグロスは使ってますか?と問い合わせあります。

 

はい、当院では取り入れております☺️

 

リグロスとは歯周病で失われた骨や歯ぐきを再生させるお薬です。

保険適応の画期的なお薬!!!でも取り扱っている歯科医院は少ない様子・・・

なぜならリグロスはほとんど原価での提供で、歯科医院の利益が250円くらい😰

 

なのでなかなか浸透しないのだと思います。良いお薬ですのでもう少し歯科医院にプラスになれば

取り入れる歯科医院も増えて、患者さんに還元できると思うのですが‼️

 

当院では、使用してどのくらい経過が良いのか見てみたいという私の好奇心と患者さんになるべく良い治療を提供したい!との

気持ちで使用してます。

 

使用した結果として、症例を選べばとても良いお薬と思います😏

ただ、歯ぐきの治りが少し悪くなるケースや骨の溶けている範囲が大きいケースには不向きの様子です。

 

保険適応でないエムドゲイン は傷の治りがとても良いので、やはり費用が許すのであればエムドゲイン 、オススメです❗️

 

 

それではリグロスを使用したケースを。

 

患者様はまだ30代の女性です。初診時には上の歯ぐきから膿が出てグラグラしている歯が多数認められました。

 

 

歯ぐきが赤黒く腫れているのがわかると思います。

上の歯は歯を支える骨がかなり溶けてしまっています。でも痛みなどの自覚症状はほとんど無かったのです。このまま放置しておいたらほとんどの歯が数年後に抜けてしまっていたと思われます。

 

歯磨きの指導とお薬を飲んでもらいながらの歯石とりを行なっていきました。

そして骨の溶けている部分にはリグロスを使って歯ぐきの手術、行いました。

 

 

手術の写真があるのでご注意ください⚠️

 

 

 

 

歯を支える骨が随分溶けてしまってます。この部分を綺麗にお掃除してリグロスのお薬を入れ、歯ぐきを元どおりに戻します。

歯ぐきが十分に治るのを待って被せ物を被せていきます。

 

そしてこれが

 

治療前

 

 

 

 

そして治療後↓

 

 

保険の被せものなので銀歯になってしまいすが、歯を支える骨が溶けてしまっているので最低限は隣の歯を連結する必要がありました。

 

治療して被せ物をする前のレントゲン写真です。

 

 

 

治療前に比べてだいぶ骨が再生しているのが確認できました。

 

歯ぐきの腫れもなくなり、キレイに引き締まった歯ぐきとなりました!!

 

 

治療後は定期的なメインテナンスが必須となります。

 

歯周病のチェックを受けたことがない方、また歯周病でお困りの方、

ぜひご相談ください!

 

〒815-0075 福岡市南区長丘5−25−19

歯周病認定医  まんだい千恵歯科

092−408−1947